青森県を苦しめてきた季節風「やませ」がお金に替わろうとしている。
再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)に基づく県内の小型風力発電の認定件数が全国で突出しているからだ。
ただ大半が域外からの投資目的。地元が地域資源をうまく「換金」できていない課題もある。(むつ支局・勅使河原奨治)

下北半島の突端にある青森県大間町。建設中の大間原発を取り囲むように小型風車が勢いよく風を切る。
「原発はいつ動くか分からない。それまで小型風車で町財政を賄いたい」。野崎信行町議はこの数年で約200基の小型風車を誘致した。
町は固定資産税、土地所有者は月1万円程度の地代収入が見込める。

資源エネルギー庁によると、2016年11月末現在の出力20キロワット未満の小型風車認定件数は青森県が全国トップの840件2位の長崎県(268件)を引き離す。
県内の認定場所は下北半島が半数以上を占める。工事施工業者や風車販売業者らによると、下北だけで申請件数は1000〜1500件まで伸びる勢い。ほとんどが域外からの投資目的だという。

小型風車は1基当たり2000万〜3000万円で設置が可能だ。FITに基づく買い取り価格は1キロワット当たり55円、買い取り期間は20年に及ぶ。
風況次第では粗利3割も見込める。太陽光への投資が一巡したことや、価格の安い外国製風車の流通で注目が集まった。

青森銀行(青森市)などが売電事業を担保に融資をしているが、申し込みは数件。同行の担当者は「県内の反応は鈍い」と言う。

域主導型の自然エネルギー事業の連携組織、全国ご当地エネルギー協会(東京)の佐藤弥右衛門代表理事(会津電力社長)は「地元で地域資源を活用できないのでは、原発と変わらない。
まずは地元の民間、それが駄目なら行政が音頭をとってエネルギーの地域活用を目指すべきだ」と話す。

野崎町議が誘致した小型風力発電=青森県大間町奥戸
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東北の小型電力発電認定件数(2016年11月末現在)
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配信 2017年05月14日

河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170514_23008.html

コメント一覧
やませが吹くと古傷が痛む
社会科の教科書に載ってたねやませって
まみ
風が吹かない時は、電気を使い風車を回すんだろ
原発建設中とか
青森ってとことんアレだね
これはちっちゃいけど、大きいの見ると、下北半島つうか移動しそうなぐらい並んでるからなー(´・ω・`)
やばせばびです
ヤマセは凄いぞ気温25度くらいだったのが一気に18度
くらいに下がる そんなわけで東北の太平洋側の子供
は暑さに弱くて内陸部でスポーツ大会すると暑さで
試合前にバテバテになってるw
やませって風力ってより異常な霧のイメージしかないな。